元々モロッコで、レモンをまるごと塩に漬け、発酵させて調味料として使っていた”塩レモン”。
まるごと塩漬けするのは、1ヶ月ほどかかってしまうんだとか。
今では市販のものも出回っており、なじみのある調味料になりましたね。
そんな塩レモンですが・・・
「活用方法が分からない」
「自分で作ってみたいけど、手間がかかりそう」
と思っている方もいるのでは?
今回は、ビックリするくらい時短できる簡単『自家製塩レモン』と、塩レモンを使ったアレンジレシピも合わせてご紹介します☆
自家製塩レモン
材料
○ レモン … 4個
○ 粗塩 … 50g
○ はちみつ … 30g
作り方
1.レモンにワックスがかかっている場合は、塩をすりこみワックスを取る。
2.沸騰したお湯で1分ほど茹でる。
3.水洗いする。
4.レモンの上下のヘタを取り、フードプロセッサーにかけるか、包丁でみじん切りにする。
5.粗塩とはちみつを4と混ぜて、保存容器に入れたら完成♪
保存法
・冷蔵庫で保存し、翌日から使えますよ。
・保存期限は、冷蔵庫で1年ほどです。
・使うときは、キレイなスプーンを使いましょう。
次は、活用方法のご紹介♪
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鶏むね肉のローストチキン
鶏むね肉を使って『ローストチキン』を作ります!
塩レモンとオリーブオイルでマリネし、オーブンで蒸し焼きにすることにより、パサつかずしっとりとしたローストチキンに仕上がりますよ。
材料(2~3人分)
○ 鶏むね肉(皮なし) … 2枚
○ 塩レモン … 大さじ2(鶏むね肉1枚に対して大さじ1ずつ)
○ オリーブオイル … 大さじ2
○ 白ワイン … 50ml
○ ローズマリー … 1本
○ 冷凍グリンピース … 200g
○ 紫玉ねぎ … 1個
○ じゃがいも … 2個
○ にんじん … 1/2本
○ 塩こしょう … 適宜
○ ブラックペッパー … 適宜
下準備
・オーブンを200℃に温めておく。
・紫玉ねぎ、じゃがいも、にんじんは、食べやすい大きさに切っておく。
作り方
1.鶏むね肉は、包丁で切り込みをいれる。
2.1に塩レモンを全体にまぶす。
3.ナイロン袋などに、2とローズマリー・オリーブオイルを入れ、袋ごと揉みこみ、冷蔵庫で1時間ほど寝かす。
4.耐熱容器に冷凍グリーンピースをそのまま敷き、軽く塩こしょうしたら、上に3を並べる。
ポイント
レモンの皮は、焦げやすいのでここでとり除いてください。
5.隙間に紫玉ねぎ・じゃがいも・にんじんを敷き詰め、ブラックペッパーを全体にふる。
6.全体に白ワインをかける。
7.アルミホイルをかぶせ、200℃のオーブンで50分ほど蒸し焼きにしたら、アルミホイルを外して更に10分焼く。
8.完成♪
お皿にお好きな量を取り分けたら、素敵なディナーに♡
ポイント
・野菜はお好きなもので◎
・オーブンによって加熱時間が異なるので、焼き色を見ながら調節していきましょう。
続いて、魚を使ったアレンジレシピをご紹介☆
ブリのソテー
フライパンで焼くだけの時短メニュー!
塩レモンはブリの臭みも取ってくれて、味付けもこれだけで◎
爽やかでふっくらした”ブリのソテー”ができあがりますよ♪
材料(3人分)
○ ブリの切り身 … 3枚
○ 塩レモン … 小さじ3(ブリの切り身1枚に対して小さじ1ずつ)
○ オリーブオイル … 大さじ1
○ 白ワイン … 大さじ1
作り方
1.ブリの切り身全体に、塩レモンをまぶす。
2.ナイロン袋などに1を入れ、20分ほど冷蔵庫で寝かす。
3.熱したフライパンにオリーブオイルをひき、2を並べる。
4.片面の色が変わったらひっくり返し、白ワインをふりかけて蓋をして、5~6分蒸し焼きにしたら完成♪
和食メニューにいかがですか♪
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他にもこんなアレンジで♪
こちらは、”豚バラブロックの塩レモン漬け”です☆
豚バラブロック1本(500g程度)に対し、大さじ1の塩レモンを全体にすり込むようにまぶして・・・
ラップで包み、一晩寝かせるとできあがり♡
スライスして炒めるだけでも美味しいですよ!
ホームパーティーにもピッタリ♪
1.5cmくらいの厚さにスライスし、お好きな野菜と一緒に焼けば、レモン香る『ぎゅうぎゅう焼き』の完成♪
ローストチキンのレシピと同じ工程で、オーブンで焼き上げます♪
簡単なのにとても豪華な一品に!
どんな肉&魚にも万能な塩レモン
いかがでしたか?
他にも、牛肉の炒め物やハンバーグを作るときに少し入れたりと、料理の隠し味としても役立ちますよ♪
魚では、サバやアジ・イワシなどと相性が良く、臭みも取ってくれるので、魚料理もワンランクアップ。
エビや牡蠣にも合います◎
毎日重宝する『自家製塩レモン』を作って、ぜひ活用してみてくださいね♪