一見手間がかかりそうなタルト生地。
でも、材料が少なく一晩寝かせるだけで、準備は意外と楽ちん♪
今回のレシピはフォンダンショコラのような、とろっとした生地に絡み合うバナナの甘さと、ナッツのアクセントがたまりません。
今年は、生地から手作りのチョコレートに挑戦してみませんか?♡
まずはタルト生地から♪
材料(18cm)
○ バター … 50g
○ グラニュー糖(あれば粉糖) … 40g
○ たまご … 1個
○ 薄力粉 … 100g
下準備
・たまごとバターは、冷蔵庫から出しておく。
・バターは常温に戻すか、レンジで少しチンする。
作り方
1.バターをペースト状になるように練る。
2.1にグラニュー糖を入れて混ぜる。
※粉糖を使う場合は、ふるって入れる。
3.溶いたたまごを、2~3回に分けて加えて混ぜる
4.薄力粉をふるい入れ、ざっくりと混ぜる。
5.ラップに包み、一晩寝かせる。
※生地は最低でも、3時間は寝かせてください。
寝かせることで、よりキメが細かい理想的な生地になりますよ。
ポイント
・たまごは冷蔵庫から出したてのものではなく、「少し冷えてる」くらいの状態がベスト。バターとたまごがうまく混ざり(乳化し)やすくなります。
・たまごを生地に混ぜる時は、少しずつ入れてくださいね!
・薄力粉を入れた後の混ぜすぎは禁物。焼き上がりの生地が固くなってしまいますよ。
・形成の際、綿棒で伸ばしている間に生地がだれてきたら、その都度冷蔵庫で冷やし固めると、さっくりとした生地に仕上がります♪
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一晩寝かせたら、生地の形成を♪
下準備
・後ほど重石をのせるためのクッキングシートづくり。
クッキングシートに、タルト皿(パイ皿)をひっくり返し、底にあわせて鉛筆でぐるりと円を描き、ハサミで切り取る。
・オーブンを180度に温めておく。
いよいよ形成!
1.冷蔵庫から取り出した生地をクッキングシートやラップで挟み、型のふちまで覆える幅になるまで綿棒で伸ばす。
2.焼き上がり後のくっつきを防ぐため、タルト皿にバターを薄く塗り、薄力粉を振るう。
3.生地を敷き詰める。二本指で押さえながら固めていくと簡単♪
生地が余ったら、ふちに厚みをもたせてもOK。フォークで数か所穴を開けておく。
4.先ほどのクッキングシートを生地の上にのせ、重石をのせたら、180度に温めたオーブンで15分焼く。
※今回は、重石の代わりに焼き芋器の石を使用。お米や小豆などでも代用可。
チョコレートフィリング作り
生地をオーブンで焼いている間にチョコレートフィリングを作っていきます。
材料
○ ビターチョコ … 80g
○ バター … 30g
○ ココアパウダー … 20g
○ たまご … 1個
○ 牛乳 … 120ml
○ アーモンド … お好きなだけ
○ バナナ … 2本
下準備
・チョコレートは刻んでボウルに入れておく。
・アーモンドは荒く刻んでおく。
作り方
1.刻んだチョコレートを湯せんにかける。
2.チョコが溶けてきたらバターを入れてさらに溶かし、牛乳を少しずつ加えて混ぜる。
3.別のボウルに卵を割り、泡だて器でよく混ぜる。2の生地に、たまごを3回に分けて混ぜる。
4.3にココアパウダーをふるい入れ、粉っぽさがなくなるまでよく混ぜる。
5.バナナを斜め切りにする。
6.生地が焼きあがったら、4のフィリングを薄く流し入れ、スライスしたバナナを並べる。
※本来のタルトの形に近づけたい方は、ふちはカットしてくださいね!
7.残りのチョコレートフィリングでバナナを覆い、下準備で用意したアーモンドを散らす。
8.180度のオーブンで15分焼いたらできあがり。
粗熱がとれたら型から外す。
ポイント
今回のタルトは半熟に近いので、しっかりとした生地にしたい方は、加熱時間を延ばすなどして調整してください。
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手作りのバレンタインに♡
タルト生地の材料はたったの4つ!と、少なくてビックリしませんか?
一番難しいのは、生地の扱い方かもしれません。
生地を形成する際の綿棒で伸ばす時は、スピード重視でがんばりましょう!
今度のバレンタインは、タルト生地から手作りして、友達やお世話になっている人、気になるあの人へ『ベイクドショコラタルト』を贈ってみませんか?