京都の西京区にある洛西(らくせい)と呼ばれる地区を知っていますか?
「ひとつだけ願いを叶えに来てくれる」という、日本でも珍しいわらじを履いたお地蔵様がいらっしゃる、『鈴虫寺(すすむしでら)』があるんです!
『鈴虫寺』ってどんなとこ?
正式の名は『妙徳山・華厳寺(みょうとくざん・けごんじ)』。
江戸中期の亨保8年に、華厳宗の再興のために『華厳の鳳潭上人(けごんのほうたんしょうにん)』という学僧により開創されました。
今は、臨済宗に属する禅寺になっています。
寿命が110日で最後の20日しか鳴かない「鈴虫」の音色で開眼した住職により、気持ちの良い鈴虫の音色が1年中聞けるように大切に飼育されているので、『鈴虫寺』と呼ばれているんです!
多くの参拝客で賑わっています。
ここには毎日、願い事を胸に秘めた、たくさんの女子やカップル達が訪れています。
鈴虫寺に行くまでの階段には、多くの参拝客がドキドキしながらずらりと並んでいますよ。
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なんで『鈴虫寺』が有名なの?
理由の1つは「わらじを履いたお地蔵様」がいること。
そしてなにより、和尚様による『説法』というお話が有名であることが1番の理由です。
上品ながらも抱腹絶倒で、ここに来るほとんどの人がそれを聞いて帰るんです。
靴を脱いで、帽子をとって、座敷に入ります。
中は、撮影禁止です!
※曜日や時間によっては、1時間待ちも珍しくないほど!
鈴虫の美しい音色をBGMに、気持ちをスッキリさせながら導いてくれるような上品で優しい『説法』を、皆さん必死で笑いをこらえながら聞いています。
和菓子とお茶をいただきながら…☆
500円の参拝料金を払って、お茶とお菓子をいただきながら『説法』を聞くことができます。
ここでしか味わえない「寿々むし(すずむし)」という和菓子をいただけます。
しその葉の粉末が練りこまれた「寿々むし」は、ふんわりサクッと甘くて美味しい♡
願い事を叶えてほしい人は…☆
中にお地蔵様の分身が入ってるお守りのを買い、『わらじを履いたお地蔵様』にお願いをします。
わらじを履いているので、お地蔵様が願いを叶えに、歩いてきてくださるといわれています。
参拝手順
1.説法の後にお守りを買う。
2.黄色いお守りに「幸福御守」と書いてあるので「幸」の文字に手がかからない様に両手で持って参拝する。
3.自分の名前と住所を幸福地蔵さんに心の中で伝える。
4.願い事は「ひとつだけ!」具体的にする。
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『鈴虫寺』には、どうやって行くの?
住所
〒615-8294
京都府京都市西京区松室地家町31
参拝時間/拝観料 説法(茶菓子代)
9:00~17:00(受付16:30)
・大人:500円
・子ども:300円
アクセス方法
阪急 上桂駅~松尾大社駅の間
(上桂~約1.4km。松尾大社~約1kmの場所にあります。)
※分からなければ、歩いてる人に聞いてみてくださいね。
京都の人は、観光客や道を聞かれることに慣れていて、丁寧に教えてくれるので安心してください。
参拝後のティータイムに♥
『カフェ・アンダンテ』いうカフェは、英国風のお庭を眺めながら、自家製のスコーンやケーキを味わえるカフェです。
店内もアンティークに統一されており、上品で優しいオーナーが、コーヒーやイングリッシュティーなどを落ち着いた空間でいただくことができますよ。
『cafe ANDANTE(カフェ・アンダンテ)』
住所
京都府京都市西京区松室地家町2-6
営業時間
13:00~18:00
定休日
火曜日
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まとめ
京都にある『鈴虫寺』は、悩みや願い事がなくても、気持ちをスッキリさせることができる、人気のお出かけスポットです☆
帰りにすれ違う人が、みんな笑顔で帰っていくのが、またとっても気持ちいいんですよ。
ぜひ、一度訪れてみてはいかがですか?