アジというと、たたきやお刺身で食べるのが一般的ですよね。
実は、スーパーで売っているアジのお刺身を使えば、あっという間に『絶品☆アジのなめろう』が作れちゃうんですよ。
魚を捌かなくても、材料を細かく叩き切り、調味料を混ぜるだけ♪
居酒屋や漁師町で食べられるような、本格レシピを再現してみませんか。
千葉の郷土料理「なめろう」とは?
今では家庭料理や居酒屋でも食べられる「なめろう」。
元々は、漁師が船上で獲れた新鮮な魚を細かく叩き、そこに味噌や生姜、ネギなどの調味料を加えて作った漁師飯なんです。
お皿を”なめたくなるほど美味しい”というのが、名前の由来といわれています。
アジだけでなく、その季節ごとの旬な魚やイカなどで作る「なめろう」の味も間違いなし!
”なめろう”と”アジのたたき”は何が違う?!
途中までは作る工程は一緒ですが、アジを叩き切ったあとに「味噌」を入れることで全く違うレシピになります。
”なめろう”に「味噌」を入れる理由は、海の波によって船が大きく揺れるため。
船上では、さらっとした醤油を使用したときにこぼれてしまう恐れがあったからです。
こっくりとした味噌であれば、こぼれる心配も減りますよね。
それでは、ここから『絶品☆アジのなめろう』の作り方をご紹介します。
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材料(2人分)
○ アジのお刺身 … 1パック(10〜15切れ)
○ 大葉 … 5枚
○ 刻みネギ … 大さじ2
調味料
○ 生姜チューブ… 小さじ2
○ 醤油 … 適量
○ 味噌 … 小さじ2
○ 炒りごま … ひとつまみ
下準備
大葉3枚を細切りにしておきます。
アジの上に切った大葉をのせて、アジと一緒に細かく切ります。
作り方
1.アジと大葉を軽く叩き切って馴染んだら、味噌と生姜チューブを上にのせます。
2.包丁を使って調味料をアジで包むようにしながら、さらに叩き切ります。
3.粘りが出てきたら、刻みネギをのせます。
4.さらに馴染ませるようにして細かく叩き切ります。
5.隠し味として醤油を適量入れて、仕上げの叩きをします。
6.器に大葉2枚を敷き、その上に形を整えて盛り付けたら、ゴマを振りかけて完成です。
美味しく作るコツ♪
”なめろう”の美味しさの秘訣は、材料と調味料をしっかり叩き切ること!
トントントントンと叩き切ることで粘り気が出てきて、旨味がアップ◎
また、仕上げの叩きの前に、醤油を少し加えることで味全体にコクが生まれます。
ちょっとした手間をかけることで、自宅でも簡単に『絶品☆アジのなめろう』が作れますよ♪
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アジの栄養は?
他の青魚のサンマやサバよりも、タウリンやカリウムが多く含まれていて、健康数値が気になるときにサポートしてくれる優秀な魚なんです。
また、アジの旬は種類によって変わりますが、5〜7月といわれています。
一般的にアジの体が大きくなる秋から冬にかけては、旨味が減るといわれていますが、なめろうとして食べる分には調味料を加えることで、季節を問わず美味しくいただけますよ。
まとめ
いかがでしたか?
お酒のおつまみにもぴったりな「アジのなめろう」は、材料を叩いて切るだけで作れる簡単レシピです。
一度食べたらきっと、お皿をなめたくなる気持ちがわかりますよ。
ぜひ作ってみてくださいね♪
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