”寒天”は、ゼラチンに比べて固めでホロッと崩れますが、何から作られているか知っていますか?
実は海藻類から作られているんですよ。
そのため、食物繊維を非常に多く含んでいるので、トイレのお悩みがある方やダイエット中にオススメな食べ物なんです!
今回はそんな寒天を使った、夏に食べたいスイーツのレシピを2つご紹介します。
『トマトオレンジ寒天ゼリー』と『芋ようかん』、どちらも必見ですよ!
トマトオレンジ寒天ゼリー
材料(約6人分)
○ トマト缶(ホールでもピューレでもOK) … 1缶
○ はちみつ … 大さじ3.5
○ レモン汁 … 大さじ1.5
○ 100%オレンジジュース … 300ml
○ 寒天(粉末) … 4g
作り方
1.ミキサーにトマト缶・はちみつ・レモン汁を入れて撹拌し、ペースト状にします。
2.鍋にオレンジジュースと寒天を入れ、かき混ぜながら火にかけます。
沸騰したら弱火にして、2分ほど加熱します。
3.2に1を少しずつ注いでしっかり混ぜ合わせます。
4.粗熱がとれたら好きな器に流し入れ、冷蔵庫で冷やして固めます。
できあがりです♪
ポイント
トマトだけでなくオレンジジュースも入れることで、食べやすい味になります。
また、トマトとオレンジには、近頃注目されているポリフェノールが含まれているんですよ◎
ダブルで摂れて嬉しいレシピですね。
続いては、簡単に作れる『芋ようかん』のレシピをご紹介します!
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芋ようかん
材料(約3人分)
○ さつまいも … 170g
○ 水(茹でる用) … 適量
○ 砂糖 … 35g
○ 塩 … 少々
○ 水 … 110ml
○ 寒天(粉末) … 1.5g
下準備
さつまいもは皮を剥いて小さく切り、5分ほど水にさらして水気を切ります。
作り方
1.下準備したさつまいもと茹でる用の水を鍋に入れ、さつまいもが柔らかくなるまで加熱します。
2.湯を切った1と砂糖、塩をフードプロセッサーに入れ、なめらかになるまで撹拌します。
3.別の鍋に水と寒天を入れて火にかけ、沸騰したらさらに2分ほど加熱して火からおろします。
4.3に2を加えて、よく混ぜ合わせます。
5.型に4を流し入れます。
粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やし固めます。
6.冷蔵庫から取り出し、食べやすい大きさに切ったら完成です♪
寒天とゼラチンの違い
和菓子や料理によく使われる寒天。
透明でゼラチンと見た目が似ていますが、実はまったく違うものなんです。
”寒天”の原料は、テングサやオゴノリなどの海藻類で、植物性の凝固剤でできており、1度固まってしまうと多少の熱では溶けないのが特徴です。
片や”ゼラチン”は、動物の皮膚や骨などに含まれるコラーゲンに熱を加えて抽出したもので、熱を加えたら溶けるので口溶けが良いです。
また、どちらもカロリーが低めの食材といわれていて、低糖質ダイエットをしている方にも◎
寒天とゼラチンを上手に使い分けて、料理に活用していきましょう。
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まとめ
いかがでしたか?
今回は寒天スイーツ2種のレシピと、寒天とゼラチンの違いについてご紹介しました。
食物繊維が多く、健康やダイエットにもオススメな寒天。
普段あまり寒天を使わない人もぜひ、料理に取り入れてみてくださいね♪