みなさんは、スペインに行ったことはありますか?
スペイン中心部の都市、マドリードから車で1時間走ったところに、チンチョンという村があります。
チンチョンは、にんにく料理の有名な場所なんですよ☆
今回は、そんな”にんにく”がたっぷりなのに、パンやたまごがまろやかな演出をしてくれる♡
スペインの一般的な伝統料理「ソパ・デ・アホ」をご紹介!
スペイン語でそれぞれ、ソパ(sopa)=スープ、アホ(ajo)=にんにくです。
素材の味を生かした味付けの少ない料理で、体にやさしく染みわたり、病みつきになること間違いなしですよ♪
「ソパ・デ・アホ」のレシピ
材料(2人分)
○ にんにく … 6かけ
○ オリーブオイル … 25g
○ フランスパン … 40g
○ 生ハム … 20g(みじん切り)
○ チョリソー(ピリ辛ウインナーでも可) … 30g(みじん切り)
○ パプリカパウダー … 小さじ2
○ 水 … 400ml
○ 卵 … 1個
作り方
1.フランスパンは一口大に切る。
トーストし、そのままトースター内に置いておく。
※パンに硬さを出すためにトーストしていますが、すでに硬くなったパンがあればそのまま使ってもOK◎
2.にんにくをスライスする。
フライパンにオリーブオイルを入れ、にんにくを焦げないように中火で炒める。
3.にんにくの良い香りがしてきたら、トースターからフランスパンを取り出してフライパンに入れる。
4.フランスパンが油を吸ってきたら水とパプリカパウダーを入れ、火を強める。
5.グツグツと煮立ってきたら、ウインナーと生ハムを加える。
6.まんべんなく煮えてきたら、フライパンの中央に卵を割り入れる。
7.卵をやさしくかき混ぜるようにしながら、全体がとろっとしたら・・・
完成♪
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スペインらしい郷土料理
もともと羊飼いたちが、硬くなったフランスパンを美味しく食べるために編み出したといわれるこの料理。
スープにひたすことで、とろっとろになったパンの食感が何とも美味しいんですよ♪
チンチョンの特産物にんにくと、スペインの特産物オリーブオイルや生ハムを使った郷土料理です。
また、にんにくは滋養強壮にもおすすめといわれているので、スペインでは風邪の引き始めにもよく食べられるんだとか。
そんなときに真っ赤なスープ!?と思ってしまいそうですが、味は見た目よりもはるかにまろやかなので、一度食べたら納得です♪
自分の味に変えてみても◎
いかがでしたか?
このレシピはにんにくをたっぷりと入れているので、香りを味わいながらお召し上がりください。
今回は、生ハムやウインナーに塩分が含まれるので調味料を入れていませんが、お好みで塩やブイヨンを加えても◎
また、本場と同じくパプリカパウダーを使用していますが、もう少し辛みがほしい方は、チリパウダーをプラスしてみるのもおすすめです♪
スープは、郷土料理のなかでも作りやすい一品です。
ぜひ一度お試しいただきたいのはもちろん、パンが硬くなったときの救世主レシピと活用してみてくださいね☆