みなさん、京都の『仁和寺(にんなじ)』はご存じでしょうか?
京都といえば清水寺、金閣寺など、メジャーな寺院や神社がもたくさんありますが、その分観光客も非常に多いですよね。
今回は魅力たっぷり、京都の穴場スポット『仁和寺』をご紹介します!
『仁和寺』とはどんなお寺?
888年に創建された真言宗御室派の総本山で、平成6年には世界遺産にも登録されているお寺です。
応仁の乱で一度、ほとんどを焼失してしまいましたが、160年後に復興が始まり、ようやく創建時の姿に戻りました。
大きな石碑が。
一番大きな門の前には、どーん!と大きな石碑があります。
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二王門
入口の一番大きなこちらの門は『二王門(におうもん)』といい、平安時代の様式を受け継ぐ形の門です。
高さは18.7mもあり、重厚感のある造りをしています。
二王門は重要文化財となっています。
王朝時代の雅の象徴『宸殿』
二王門をくぐるとすぐ左手に、御殿へ向かう入り口があります。
いくつかの建物がありますが、なんといっても見どころは『宸殿(しんでん)』!
宸殿の前には静かな滝が流れ、五重塔もきれいに見えるように、整った庭園があります。
美しい情景に心が洗われます・・・
拝観料
・大人・高校生:500円
・小・中学生:300円
宸殿は、儀式や式典に使用される中心建物です。
内部の襖絵(ふすまえ)や壁には原在泉(はらざいせん)によって描かれた、四季や牡丹(ぼたん)などが描かれています。
部屋の中には入れませんが、渡り廊下から目を凝らして、見入ってしまいますよ!
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重要文化財『五重塔』
1644年に建立したこちらの塔は、総高が36.18m。
各層の幅の差があまりないのが特徴的で、柱や壁には真言宗の祖や仏、菊花文様などが細かく描かれています。
秋には、紅葉とのコラボがとても美しかったです。
国宝『金堂』
二王門からまっすぐ進むと、正面に見えるのが『金堂(こんどう)』です。
仁和寺の本尊(ほんぞん)である、阿弥陀三尊(あみださんぞう)を安置する御堂で、国宝にも指定されています。
後ろの方からでないと、写真の枠に収まらないくらい大きい建物でした!
金堂から後ろを振り返ると、両脇には紅葉が美しく色づいていました。
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桜の名勝地!春は『御室桜』が満開に
仁和寺にある『御室桜(おむろざくら)』は”遅咲きで、背丈の低い位置で桜が満開になることで有名です。
歩いている時に、御室桜の木がたくさんあり、その数に驚きました!
美しく満開になる桜を見に、春に訪れるのもオススメです♪
まとめ
いかがでしたか?
四季の魅力を楽しめる仁和寺。
京都らしさを満喫したい!
でも、観光客が多いのは正直疲れる…。
そんな方はぜひ、『仁和寺』へ足を運んでみることをオススメします!
春にはここにしかない、背の低い桜を見に行ってもいいですね。