秋の味覚の中でも代表な野菜といえば「さつまいも」でしょう。
もっともおいしくさつまいもを食べるならやっぱり焼き芋!ほくほくとした食感と甘みはたまらなくおいしいですよね。
その他、芋けんぴやスイートポテトなどのおやつにも応用できるオールマイティーな根菜です。
今回は、秋の味覚さつまいもの栄養と効果についてや、おいしく食べられるレシピをご紹介していきます。
秋の味覚さつまいもの栄養効果とはいかに?
さつまいもを食べるとおならが出る!というイメージがありますが、それもさつまいもの栄養素に関係してきます。
ほくほくで甘くておいしいさつまいも、その甘さから「太るんじゃないか?」と思われることも多いのですが、実はをんなことはないのです。
甘くておいしいだけじゃないさつまいもに含まれる栄養素を見ていくことにしましょう。
食物繊維
野菜には総じて食物繊維が豊富に含まれていますが、さつまいもには皮も含めて100g中3gの食物繊維が含まれています。
そのため、さつまいもを食べるときには、できるだけ皮も残さず食べる方がいいんですね。
さつまいもの食物繊維含有量は芋類の中でもだんとつで、他の芋類の3倍も含まれているというのですから驚きます!
食物繊維には水溶性と不溶性との2種類ありますが、さつまいもに含まれているのは不溶性食物繊維(セルロース)です。
ビタミンC
芋類の中でもっとも食物繊維の多いさつまいもは、ビタミンCの含有量もトップクラスです!
100g中30mgもふくまれていて、りんごの約7倍ともいわれています。
ヤラピン
さつまいもを切るとじわっと白い液体が流れてきますよね?あの成分が「ヤラピン」です。
これはさつまいもにしか含まれていないので、とても貴重な成分ともいえるでしょう。
その他にもさつまいもにはビタミンやカリウムも豊富に含まれていて、その中でもβカロテンはさつまいもの黄色が強いほど多く含まれています。
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女性にうれしいさつまいもの効果はこんなにたくさん
さつまいもを食べるとおならが出やすいとか、糖分が多いから食べ過ぎると太ってしまうんじゃないの?と思っているあなた。これにはちゃんと理由があるんです!
便秘改善・ダイエット効果
さつまいもに含まれる食物繊維やヤラピンは、非常に便通改善の効果が高いといわれているため、腸内で蠕動運動が盛んに行われます。
これは善玉菌が分解するときに出るガスのためまったく臭くありません。つまり、おならが出る=腸内環境が整っている証拠なのです!
このことからも、さつまいもは便秘改善の効果が高く、余計な老廃物を排出してくれるので「ダイエット効果」」も期待できるんですね!
アンチエイジング・美肌効果
さつまいもを食べて美肌になれるなんて本当?と思うのも無理はありません!
しかし、さつまいもに含まれるビタミンCは強い抗酸化作用があるため、シミやくすみ、シワなどの予防に効果を発揮します。
また、若返りのビタミンともいわれるビタミンEも含まれているため、アンチエイジング効果も期待できます。
皮ごとほくほく感を楽しんで!さつまいものレモン煮
さつまいもは皮ごと食べることで、その栄養を十分に摂り入れダイエットや美肌効果が期待できることがわかりました。
ここでは、さつまいもを皮ごと食べられるレシピとして美肌効果がうれしいレモン煮をご紹介します!
<材料>
・さつまいも 1本
・レモン(レモン汁でも)1/2個分
・砂糖 小さじ1(お好みで)
・しょうゆ 大さじ1
・みりん 大さじ1
・水 150cc
<作り方>
1.さつまいもは皮ごと輪切りにして水にさらしておきます。
2.大鍋に水と調味料、レモンの輪切りを浮かべ10~15分ほどことこと煮ます。
3.さつまいもに竹串を刺してすっと通るくらいに柔らかくなったら完成です!
レモンは国産のものを皮ごと輪切りにして入れると、そのまま食べられておいしいのですが、レモンがない場合はポッカのレモン汁を仕上げに入れるのでも大丈夫です。
さつまいもはそのままでも十分甘みがありますので、ダイエット中の場合は砂糖抜きの方がいいかもしれませんね。
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まとめ
秋になると「や~きいもぉ~~おいも!」なんて声と一緒に焼き芋屋さんが来たものですよね。
さつまいもには食物繊維が豊富でビタミンCもたっぷり!女性にうれしい栄養効果がたくさんあるんです!
この栄養効果を最大限に活かすためには、さつまいもを「皮ごと食べる」ことが大切なので、ぜひビタミンCたっぷりのレモンと一緒においしく食べてくださいね。