最近はいろんな壁紙などがありますが、漆喰(しっくい)ってご存知ですか?
外壁などでも使われていますが、リビングやトイレ、洗面所など湿気のある場所では湿度をコントロールしてくれる優れモノなんです!
今回は漆喰の壁塗りについてのメリットやデメリット、おしゃれな漆喰の壁にするコツなどをご紹介していきたいと思います。
漆喰(しっくい)ってなんだろう?
漆喰は消石灰(水酸化カルシウム)を主原料としている塗り壁材の事です。
分かりやすく言えば、昔学校の運動会などでグラウンドに白い粉を引いたことはありませんか?
その白い粉は消石灰で糊や麻すさを混ぜて滑らかにし、泥上になったものが塗り壁材の漆喰なのです。
漆喰の壁はお城などで多く見たことがあるかも知れませんね。
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漆喰の壁にも、メリットとデメリットがあるんです
メリット
・消臭効果
・調湿効果
・防カビ
・静電気防止
・防音性がある
漆喰は、玄関やトイレ、ペットの臭いなどを消臭、湿気がたまりにくくカビが生えないなどの優れたメリットがあります。
調湿効果などは下地が土壁なら尚その効力を発揮します。
また何といっても最大のメリットはおしゃれに見えることでしょうか。
デメリット
・塗ってから乾くまでの臭いが少し気になる
・水分をはじかない為、ジュースやコーヒーがかかってしまうと取れない
・傷が付きやすい
このように比較的、デメリットは少ないですね。
乾くまでの臭いはそこまで感じるほどではないですが、気になる方には辛いかも知れません。
傷がついても塗り方によっては目立たない場合もあります。
おしゃれな漆喰の壁にしてみよう
最近は粉末ではなく、すでに練ってあり道具もセットになっている便利な漆喰も売っています。
練る手間もなく、粉末を吸ってしまう恐れもないので安心です。
塗り方
・汚したくないところを養生します。
・下地にシーラーを塗ります。
・パテ板に漆喰を取りコテで壁面に塗っていきます。コテを使わずにゴム手袋をした状態でそのまま自由に塗っても構いません。
注意点としては、下地の壁がプラスチックや金属、化粧合板などは適さないようです。
どうしてもそのような壁面に塗りたい場合は、ツルツルの部分をやすり掛けしてからシーラーを塗り、十分に乾いてから漆喰を塗って下さい。強度はあまりなく剥がれやすいので気を付けて下さいね。
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まとめ
塗り方の模様も扇模様、レンガ調、ラフ仕上げなどさまざまな模様に仕上げることが出来ます。
模様無しの綺麗な平面塗りはとても難しいので、ラフ仕上げがおすすめです。
難しいところもありますが、メリットが多い漆喰塗りのDIYをぜひ、試してみてはいかがでしょうか?