季節の変わり目は、疲れで食欲がなくなりがちですよね。
そんなときにおすすめなのが、ひんやりと冷たく滑らかな「ビシソワーズ」。
滑らかな口当たりのビシソワーズは、食欲のないときでも飲みやすくて身体に優しく染みわたるほど♡
野菜嫌いの子供でも、美味しく野菜の栄養が摂れるところも魅力の一つなんですよ♪
今回は豆乳を使用して作る「ビシソワーズ」と、簡単アレンジレシピをご紹介します。
ビシソワーズとは?
フランス料理でもおなじみの、ポロネギ風味のじゃがいものポタージュスープ、「ビシソワーズ」。
フランスが発祥と思われがちですが、実はアメリカ生まれのフランス料理なんですよ。
このビシソワーズとは、裏ごししたじゃがいもと牛乳のなめらかでクリーミーな口当たりを楽しむスープ。
冷やして食べるのが一般的ですが、もちろん温めても美味しいですよ♪
ちなみにポロネギは長ネギや玉ねぎに、牛乳は豆乳に代用できますよ!
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材料(5~6人前)
○ じゃがいも … 3個
○ 玉ねぎ … 1/2個(または、長ネギの白い部分1本分)
○ 水 … 300cc
○ 豆乳 … 400cc~
○ オリーブオイル … 大さじ1
○ コンソメ(顆粒) … 大さじ1.5
○ 塩コショウ … 少々
○ ローリエの葉 … 1枚
○ あらびきコショウ … 適量
作り方
1.じゃがいも、玉ねぎは火が通りやすいよう薄くスライスします。
じゃがいもは、水にさらしてから水気を切りましょう。
2.鍋にオリーブオイルを入れて弱火にかけ、1を入れたら玉ねぎが透き通るまで炒めます。
ポイント
玉ねぎをじっくりと炒めることで旨味が出ます。
焦がさないように注意してくださいね。
3.【水・コンソメ・塩コショウ・ローリエの葉】を入れて、じゃがいもと玉ねぎが柔らかくなるまで煮ます。
ポイント
じゃがいもが煮崩れるくらいよく煮込むことで、味がまろやかになり裏ごしもしやすくなりますよ。
4.粗熱が取れたらローリエの葉を取り除き、ゆで汁ごとミキサーやブレンダーにかけて、形がなくなるまで攪拌します。
※ミキサーやブレンダーがない場合は、ザルや味噌濾しで裏ごしでも◎
5.ミキサーに豆乳の半量を加えて、さらに滑らかになるまで攪拌し、冷蔵庫に入れて冷やします。
6.しっかりと冷えたら、残りの豆乳も加えてよく混ぜ、塩で味を整えます。
7.器に盛り付けて、あらびきコショウをかけたら完成です。
じゃがいもの大きさによっても固さが異なるので、お好みの固さになるまで豆乳で調節してくださいね。
お好みでオリーブオイルや生クリームを回しかけても美味しいですよ♪
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ビシソワーズの簡単アレンジ術☆
■ トマトのビシソワーズ
4の工程でじゃがいもと玉ねぎが柔らかくなってから、湯剥きしたトマト1個を崩してミキサーに加えて一緒に攪拌します。
トマトから水分が出るので、豆乳の量は少なめにすると美味しく仕上がります。
さっぱりとしたビシソワーズが楽しめますよ。
仕上げに、パセリやバジル等をのせるとよりオシャレに♪
■ オクラのビシソワーズ
最初にオクラ3~4本を柔らかくなるまで2分ほど茹でて冷水にとり、水気を切ります。
4の工程でオクラも一緒に加えて、ミキサーで滑らかになるまで攪拌します。
オクラのトロっとした食感が楽しめますよ。
とろみが強くなるので、豆乳の量を増やしてお好みの固さに調節してくださいね。
■ モロヘイヤのビシソワーズ
モロヘイヤは、柔らかくなるまで塩ゆでして冷水にとり、水気をよく切ります。
4の工程でモロヘイヤも一緒に加えて、ミキサーで滑らかになるまで攪拌してください。
モロヘイヤは茹でて冷水で冷やしてから加えることで、緑の彩りがよく仕上がります。
またとろみが強くなるので、豆乳の量を増やしてお好みの固さに調節してくださいね。
アレンジ自在の絶品ビシソワーズ
いかがでしたか?
ビシソワーズは食欲のないときはもちろん、赤ちゃんの離乳食や高齢者の方の介護食にもピッタリの優しい料理なんですよ。
ブロッコリーなどお好みの野菜でアレンジを楽しんでくださいね。
またビシソワーズが残ったら、ホワイトソースに見立ててシチューやグラタンにしたりしても◎
暑い夏は冷たく冷やして、寒い冬は温かいビシソワーズで体を癒し、ほっと一息つきませんか?
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