DIYで必ずといって良いほど使うのが、サンドペーパー。
サンドペーパーは、木材の角にできる出っ張りを取ったり、表面を磨いたり、様々な使い方があります。
そこで今回は、DIY初心者でもわかる、サンドペーパーの種類や使い方をご紹介していきます!
サンドペーパーとは?
サンドペーパーとは紙やすりのことで、紙状のシートに硬い粒子が塗布してある研磨材です。
ザラザラしている目の粗さを数字化したものを番手といい、数字が小さいものは目が粗く、大きくなるほど目が細かくなります。
サンドペーパーは紙だけでなく、布状や耐水加工がされているもの、メッシュシート状もあります。
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サンドペーパーの使い方
使い方は、それほど難しくありませんよ!
基本的なサンドペーパーの使用方法をご紹介します。
1.手でちぎる
用途に合わせて番手を選び、必要な分だけ手でちぎります。
目が粗いものは、手を傷つけることがあるので、軍手をしてちぎると良いですよ。
また、ハサミで切ると刃が痛んでしまうのでやめましょう。
2.当て板を使う
木材のケバやトゲが刺さらないように、不要になった木材にサンドペーパーを巻き付けます。
こうする事で削りやすくもなります。
3.バリを取る
研磨していきます。
木材の木口に当ててバリ取りをしますが、バリに逆らって削ると木材自体がかけてしまう恐れがあるので、削る方向に気をつけましょう。
サンドペーパーで、木口を丸く削っているイメージで動かしましょう。
4.木目に沿ってサンドペーパーを当てていく
木目に沿ってサンドペーパーを当てることで、より滑らかになります。
木目に逆らうよう動かしてしまうと傷がついて、余計にザラザラする恐れがあるので気をつけましょう。
中目(#120)くらいのサンドペーパーで研磨したら、次に細目(#240)くらいのサンドペーパーで研磨していきましょう。
5.木くずを拭き取る
細かい木くずがたくさん出るので、丁寧にふき取りましょう。
スベスベになった木目に塗装すると、とてもキレイに仕上がりますよ。
サンドペーパーの番手・使い方
自分が使いたい番手のサンドペーパーを選んでみましょう。
粗目 #40~#100
木材を削るときや、ケバ取りや塗装を剥がす作業などに使います。
また、表面を荒っぽく仕上げたいときにオススメ。
中目 #120~#240
工作用の仕上げや、木工のニスを塗る前、塗装する前の家具など、最もよく使われる番手です。
細目 #280~#400
中目で研磨した後の仕上げ、塗装前の下地調整に最適で、塗装をはがれにくくします。
ベニヤの表面磨きなどにも使われ、なめらかに仕上がりますよ。
極細目 #400~#800
刷毛跡を削ったり、水をつけて使うウェット研磨に使われます。
塗装を重ね塗りする前の下地調整で使う、ちょうど良い粗さです。
超極細目(超精密研磨) #1000~#2000
極細目より更に細かく、単位がミクロンになっているので、石材や繊細な機械などの部品、金属がピカピカに仕上がります。
木材、木工のDIYではあまり使いませんが、金属のサビ落としなどに使うことがありますよ♪
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まとめ
様々な種類や、使い方がありましたね。
サンドペーパーを使うときは、粗目→中目→細目と、番手の数字が小さいものから研磨していきましょう。
キレイに研磨するには、#60→#120→#240→#400がオススメです。
自分の用途に合わせて、使ってみてくださいね♪