前回の記事では「100均マクロレンズ」の商品について、大手3社のそれぞれの特徴をガイドしました。
通常ならば1つ持てば十分なところ、お写んぽ好きが高じて、3つとも揃えてみました!
前回の記事はこちら
-
差がつく写真が撮れるかも?!どれを選ぶ?たったの100円マクロレンズ
InstagramなどのSNSの普及で、誰もが気軽に写真投稿をする機会が増えてきました。 見る人を惹き付けて離さないような素敵な投稿に出会うこともありますが、一眼レフも持っていないしそんなの無理無理! …
続きを見る
各社のマクロレンズ3品
どの製品がどのように撮れるのか、気になりますよね。
せっかくなので、同じ被写体を同じ条件で撮り比べてみました!
スポンサーリンク
マクロレンズを使うと・・・
これ、何のお花か分かりますか?
ある野の花で、米粒くらいの蕾が開いたところです。
このような小さな被写体こそ、マクロレンズの出番!
(この画像に関しては、撮影後に写真加工アプリで拡大し、少しリタッチしています)
普通にスマホで撮影してみると・・・
このように自生している、ミズヒキという山野草です。
粒状に見えるのは蕾。
米粒くらいの大きさです。
※この画像以降は、一切加工無しです。
スポンサーリンク
撮りたい部分を見極めましょう♪
マクロレンズの効果を発揮させるには、被写体選びも大切です。
これが大きく写ったら面白いだろうな、というものを狙います。
このミズヒキに関してならば、咲いている花を撮りたいところ。
柵の棒の上部に、どうにか1つ見つかりました!
でも、通常の撮影では小さ過ぎてピントが合いません。
スマホのズーム機能を使ってみると・・・
スマホ内蔵の機能でズームしてみます。
まだぼんやりしています。
スポンサーリンク
大手3社のマクロレンズを比較してみよう!
お待たせしました!
ここで、いよいよマクロレンズを取り付けます!
スマホのレンズに重なるように、マクロレンズを装着します。
クリップ式なので、挟むだけで簡単ですが、レンズの中心がズレないように気を付けましょう。
セリア
3つの中で最も大きなレンズだけあって、大きく写ります。
倍率は1倍で、拡大はしていません。
パッケージに書いてあるような「ケラレ」も見られませんでした。
ケラレとは
画像の周囲にぼんやり写る黒い影のようなもの。
機種や撮影モード、ケースの有無等により、そのようなノイズが生じる場合もあります。
周囲のボカシ具合で良い味が出てます!
キャンドゥ
キャンドゥのマクロレンズで撮影しました。
(同じ製品がシルクやミーツの系列の店舗でも取り扱っています)
3つの中では、最もレンズが小さいです。
ピンポイントで絞れる感覚があります。
シベにピントを合わせると、狙いやすいですよ。
とは言え、背景に周りの花も入れて群生の雰囲気も出したいので、あまりにもレンズを近付け過ぎないようにしました。
同じく倍率は1倍です。
※広角レンズは外して撮影しましょう!
ダイソー
ダイソーのマクロレンズで撮影しました。
同じく倍率は1倍。
ちょうどセリアとキャンドゥの中間くらいの距離感です。
こちらも、広角レンズの外し忘れがありませんように。
光を味方につけると、背景の赤い花がたまボケのように写り、ニュアンスのある一枚になりました。
まとめ
マクロレンズを使うことにより、咲いた花の下部が白いことが分かりました!
これがミズヒキ(水引)とネーミングされた所以です。
こんなふうに納得出来ると、世界が広がりますよ!
お好みのレンズが見つかりましたか?
花だけではなく、身近にある好きなもの、例えば布地や和紙の繊維を撮影してみるのも面白いかもしれませんね。
工夫次第で撮り方も無限大です。
ぜひ、あなたの世界観を広げてみてくださいね!